企画特集 強靱化緊急3カ年計画

2019年3月26日 特集

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政府は2018年に全国各地で相次いだ自然災害を受け、12月に「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための3か年緊急対策」を閣議決定した。20年度までに河川堤防かさ上げや交通インフラ網整備など計160項目の対策に、総事業費で約7兆円を投入する。このうち、国費は約3・6兆円。関西国際空港など7空港での電源設備の浸水対策や、全国約120河川(国70、都道府県50)で堤防を強化する。災害拠点病院の設備の整備や重要インフラの強化を通じて、国民の生命・財産を災害から守る施策を集中実施する。