建築設備新思想大系~エンジニアの副毒本

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ビルや住宅に欠かせない建築設備。そこに関わるエンジニアは設備業界の現状をどう考え、業界の将来像をどう見ているのか。大手ゼネコンで設備設計の実務に携わり、現在は大学の建築学部で教壇に立つ著者が、建築専門誌や学会誌などに寄せたエッセーの中から自選したものを加筆・修正、再編集した。ICT(情報通信技術)や人工知能(AI)万能といった世の風潮にあえてあらがい、設備技術者のあるべき姿や人間らしい働き方、業界の将来への希望などを、軽妙な文章に自筆のイラストを交えてつづる。