中日ドラゴンズファーム移転/経済効果は10年間で420億円/MURCらが試算

2026年10月1日 行政・団体 [8面]

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 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)と三菱UFJ銀行は、中日新聞社と中日ドラゴンズが計画している新ファーム施設の開発が実現した場合の経済的・社会的な価値を予測するリポートを作成した。開業後10年間の経済波及効果は420億円、交流人口は40万人増加すると試算した。
 経済的価値を予測する前提条件は、公募条件を踏まえ敷地面積を7万5000平方メートルと設定。
 球場などのほか野球観戦を目的としない来訪者を呼び込む公園・緑地、飲食店、イベントスペースなどの設置も想定した。立地自治体の規模は9・5万人と仮定した。
 経済波及効果は建設期間合計で220億円、開業後10年間では交流人口と定住人口の増加による消費額の増加で420億円の効果が生まれると予想。市町村税収は事業スキームにより変動するが、10年の合計で19億~31億円の増加を見込んだ。
 社会的価値では▽生活・文化水準の向上▽先進都市への進化▽地域への愛着向上▽地域企業・産業の振興▽野球界の振興-が創出されるとまとめた。
 7月18日に締め切った1次提案を通過したのは22自治体。2次提案は30日に締め切り、2027年5月ごろに優先交渉権者を決める。