滋賀県/新高島合同庁舎整備基本構想原案を策定/福祉事務所、警察署と合築

2026年10月9日 工事・計画 [20面]

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 滋賀県は、「新高島合同庁舎整備基本構想」の原案をまとめた。高島市にある合同庁舎と健康福祉事務所、警察署を合築し、新たな庁舎を整備する計画。新庁舎の規模は延べ約7600平方メートルを想定。3施設の集約により、県民の利便性や平常時・災害時の各分野の連携向上、建設費・維持管理費のコスト削減につなげる。警察署と庁舎の合築による整備は全国で初めての取り組みとなる。今後は2027年度に基本計画を策定する予定。28~29年度に基本・実施設計、30~31年度に建設工事を行い、32年度の供用開始を目指す。
 対象施設は高島合同庁舎(高島市今津町今津1758、延べ3892平方メートル)、高島健康福祉事務所(同448の45、延べ1094平方メートル)、高島警察署(今津町中沼2の4、延べ1638平方メートル)としているが、県民の利便性向上に寄与する施設は県有施設にかかわらず複合化も含めて検討する。
 整備に当たっては、現在の警察署・健康福祉事務所の敷地など今津町の3カ所を候補地として整備パターン案を作成。高島市など関係機関との協議を踏まえ、有力な整備パターンを検討する。
 新庁舎には、行政機能や警察署機能のほか、災害時に対策本部などとして活用できる拠点や地域・まちづくりに貢献する空間の創出を検討。自然エネルギーの活用や高効率設備の導入などによりZEB Ready以上の省エネ水準の確保も目指す。
 発注時期と近年の物価上昇率を踏まえた概算事業費は約79億3000万~99億1000万円と試算。整備手法は従来方式に加え、PPP/PFI方式の活用も検討する。