中国地方整備局山陰西部国道事務所が山口県内で建設を進めている国道491号「俵山・豊田道路」(延長13・9キロ)で、第2トンネル(1267メートル)の掘削が完了し、13日に貫通式が開かれた。施工はアルソシア建設(旧三井住友建設)・岩田地崎建設JVが担当。工事関係者や長門市の江原達也市長、俵山小学校の児童ら約130人が参加し、通り初めや鏡開きで節目を祝った。
俵山・豊田道路は山口県下関市と長門市を結び、山陰道の一部を構成。第2トンネルは俵山北IC~(仮称)俵山温泉IC間に計画し、仕上がり内空断面積は99・4平方メートル。2024年8月に掘り進め、9月10日に貫通した。遠隔操作でロックボルトを自動打設するなど最新技術を積極的に導入した。
式では山陰西部国道事務所の岩政孝之建設監督官らが貫通発破のボタンを押した後、無事貫通を確認。俵山幼稚園の園児がくす玉を開くと、同事務所の本村信一郎所長と江原市長ら関係者が通り初めを行い、それぞれ握手を交わし万歳三唱した。
本村所長は「皆さんは高い技術力と不断の努力によって多くの課題を乗り越えた。安全確保を最優先に品質の高いトンネルを完成させてほしい」と期待。江原市長は「順調に工事が進んでいる。命の道、観光産業の道である山陰道の整備をしっかり前に進めるための活動を加速させたい」と意気込んだ。
その後、たるみこしを迎え、鏡開きと乾杯で貫通を喜び合った。俵山小の児童は金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」を合唱し、会場を盛り上げた。
最後にアルソシア建設の平喜彦取締役兼専務執行役員土木事業本部長が「安全・環境に配慮し、持てる力を結集して最後まで力を尽くす」と決意を述べた。







