東京都府中市/基地跡留保地に新総合体育館/最大延べ2・8万平米を想定

2026年10月15日 工事・計画 [4面]

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 東京都府中市は、基地跡地留保地に整備を予定する公園に関連し、園内に設ける新総合体育館の想定規模を明らかにした。延べ2万5000~2万8000平方メートル規模で、収容人数5000人以上のメインアリーナや温水プール、トレーニング室、図書館などを配置する方針。2027年5月に基本計画骨子をまとめ同6月に素案を策定し、同7月以降に基本計画を決定する。
 府中基地跡地留保地(浅間町1)は、米軍基地として使われていた未利用地で、京王線東府中駅の北西約1・3キロにある。留保地と米軍通信施設跡地、平和の森公園、生涯学習センターの敷地を含む約9・2ヘクタールの土地に公園を整備する。
 新体育館は生涯学習センターの解体跡地と留保地、平和の森公園にまたがる場所に設ける。市は「府中基地跡地新公園・新総合体育館基本計画策定支援業務委託」を日本総合研究所に発注している。
 新体育館は競技面積約2500平方メートルで、プロスポーツやコンサートにも対応可能なメインアリーナ、約1500平方メートルのサブアリーナを配置する。トレーニング室や温水プール、図書館に加え、さまざまな用途で使用可能なマルチスペースも設ける。
 新体育館周辺には駐車場も整備する予定で、混雑予想を考慮して収容台数などを検討している。
 市は今後、民間事業者を対象にサウンディング(対話)調査を実施し、民間の資金やノウハウを活用する方法を調べる。具体的な施設内容や概算整備費なども検討する。
 総合体育館の整備に伴い、既存の生涯学習センターと郷土の森総合体育館(矢崎町5の5)を解体する。生涯学習センターはRC造地下1階地上4階建て延べ2万0383平方メートルで、1992年に竣工した。講堂やパソコン室などの学習施設や宿泊施設、図書館、体育室などがある。体育・図書館機能は新体育館に引き継ぐ。
 郷土の森総合体育館はSRC造地下2階地上3階建て延べ1万3228平方メートル。71年に竣工してから55年が経過し老朽化が進んでいる。