三田駅前ハートシティ完成

2017年4月19日 特集

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 三田駅前Bブロック地区市街地再開発組合(兵庫県三田市、西中雅一理事長)が、2015年1月から進めてきた施設建築物新築工事が竣工した。基本コンセプトは「三世代が同じ街に住み、生き生きと一緒に暮らせる街」。愛称は「三田駅前ハートシティ」。分譲マンション棟と高齢者支援施設棟を配置し、子育てを支援する保育所も備える。広々とした歩道沿いには店舗を置き、駅前の商業地域と連続性を図った。施工は市街地再開発事業の実績が豊富な奥村組が担当。限られた敷地の中で創意工夫しながら施工の効率化に努め、第三者災害の防止など万全な安全対策のもと、高品質・高精度な建物を徹底的に追求。三田市の玄関口にふさわしい新たなランドマークを完成させた。
■建築概要■
■工事名称:三田駅前Bブロック地区第一種市街地再開発事業に係る施設建築物新築工事
■工事場所:兵庫県三田市駅前町
■建築主:三田駅前Bブロック地区市街地再開発組合
■設計:(株)奥村組西日本支社一級建築士事務所、(株)大建設計
■監理:(株)大建設計
■施工:(株)奥村組
■工期:2014年11月26日~2017年3月25日
■用途:住宅店舗複合棟・駐車場棟(ファミリーマンション141戸、店舗8区画、駐車場134台)、高齢者支援施設棟(高齢者向けマンション106戸、特別養護老人ホーム60床+ショートステイ10室、認可保育園・定員90名)〈住宅店舗複合棟・駐車場棟〉
■構造:RC造14階建て、S造(駐車場棟)
■敷地面積:3,503.70m2
■建築面積:2,219.76m2
■延床面積:16,206.58m2
■高さ:44.9m〈高齢者支援施設棟〉
■構造規模:RC一部S造11階建て
■敷地面積:2,533.39m2
■建築面積:1,609.60m2
■延床面積:13,675.42m2
■高さ:41.9m