千葉県消防学校完成 4月1日運用開始

2019年3月22日 特集

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 千葉県が千葉市中央区から市原市内の県有地に移転改築を進めていた消防学校が完成した。既存の消防学校が老朽化したのに伴い、訓練機能の充実、災害対応力の強化などを目的に、防災研修センター機能を備えた新施設として整備した。工事は5工区に分けて行われ、1.工区(教育棟・防災研修センター)は畔蒜・進和JV、2.工区(寮、車庫、屋内訓練場)は西松・池田JV、3.工区(水難救助用訓練施設、地下街・トンネル訓練施設)は鎌形建設、4.工区(訓練塔・燃焼実験室、補助訓練塔)は鵜沢・山田JV、5.工区(市街地救助訓練塔)はナリコーがそれぞれ建築工事を担当した。
■施設概要■
■所在地:千葉県市原市菊間783-1
■敷地面積:62,069.74m2
■建築延面積:16,927.73m2
■設計:株式会社梓設計
■工期:2016年12月21日~2018年10月31日
■主な施設:教育棟・防災研修センター、宿泊棟(収容人数240名)、屋内訓練場・防災備蓄倉庫、車庫棟、水難救助訓練施設、地下街・トンネル訓練施設、総合訓練塔、救助訓練塔、市街地救助訓練塔、水防訓練場、震災訓練場