日本建築積算協会が創立から50周年を迎えた。これまで、建築プロジェクトの積算やコストマネジメントに携わる技術者で構成する団体として、資格認定や人材育成などさまざまな活動を展開。職能の確立と建築の品質確保に貢献してきた。昨今は建設業界の人材不足や建築費の高騰などが深刻化し、積算やコスト管理の重要性が増加。専門家集団として、協会に対するニーズも高まっている。第10代会長・浦江真人氏(東洋大学理工学部建築学科教授)に50年間の協会の歩みと、次の50年を見据えた活動方針を聞いた。(図版・画像提供=日本建築積算協会)