大分県別府市は、新湯治・ウェルネス事業の核として計画する研究・実践拠点施設整備・運営事業について、BTO(建設・移管・運営)方式のPFI+定期借地権方式で実施する。2026年度一般会計当初予算案に発注者支援業務の委託費5096万6000円を計上。同年度の早い段階で施設整備・運営事業の事業者選定手続きに着手し、年度内に基本協定を締結したい考えだ。
20日に公表した基本計画によると、建設予定地は大平山(扇山)の麓にある市有地約4ヘクタール。公共施設の整備・運営はBTO方式で実施し、運営期間は30年を想定。敷地の一部には貸付期間が50年未満の事業用定期借地権を設定し民間提案施設の整備・運営を行う。
公共施設の規模は健康温浴エリア約1400平方メートル、ラボエリア約400平方メートル、温浴体験エリア約5000平方メートルと想定。公共施設と民間提案施設にまたがる屋外温浴施設約3600平方メートルも設ける。民間提案施設を含め、建築面積は1棟当たり最大2000平方メートル、総延べ最大1万6000平方メートルと設定した。
公共施設の概算工事費は建築約62億円(税抜き、以下同)、土木約44億円と算定。概算維持管理・運営費は年間約5億円を見込む。
事業手法では、BTO方式と従来方式、DBO(設計・建設・運営)方式を比較検討。VFM(バリュー・フォー・マネー)の試算では、BTO方式を採用した場合、従来方式に比べ9・3%の削減が見込まれることから、BTO方式の導入を前提に手続きを進める。
選定方法は、発注者支援業務が一般競争入札か公募型プロポーザル、施設整備・運営事業が公募型プロポーザルを軸に検討している。
基本計画策定業務はパシフィックコンサルタンツが担当。






