中日新聞社ら/ファーム拠点公募条件公表、コンセプトも発表/7月17日まで受付

2026年5月28日 工事・計画 [7面]

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 中日新聞社、中日ドラゴンズは27日、ファーム拠点移転先の公募条件と新拠点のコンセプトを公表した。1次提案は7月17日、2次提案は10月30日まで受け付ける。2027年5月ごろに優先交渉先の自治体を決める。候補地はバンテリンドームナゴヤから車で1時間以内、利用可能面積は7万~8万平方メートル程度などを条件とする。選手の育成環境に加え野球振興の拠点としての機能と運営モデルの持続可能性も重要視する。
 候補地の条件はバンテリンドームナゴヤから車で1時間以内、公共交通機関で無理なくアクセスできる場所。利用可能面積は7万~8万平方メートルでメイン・サブ球場、屋内練習場、サブグラウンド、選手寮、クラブハウス、駐車場を適切に配置できること。球場のフィールドはバンテリンドームナゴヤと同程度を想定する。施設は20~30年以上継続して利用でき、30年代前半の移転完了を条件とする。中長期にわたる効果的な支援や協力、公民連携によるスポーツを通じた社会貢献への取り組みも求める。
 27日に名古屋市中区の中日新聞社名古屋本社で記者会見を開いた=写真。中日新聞社の久野哲弘取締役経営企画担当は「単なる施設整備ではない」とし、にぎわい創出やコミュニティー形成の核となる施設を目指すと話した。
 中日ドラゴンズの佐藤昌雄常務経営企画本部長は野球人口減少に危機感を示し、子どもが選手の試合や練習を間近で見られる環境づくりを進めるなど裾野の拡大に意欲を示した。
 現在のナゴヤ球場は1948年開場。97年からファーム本拠地として選手育成の拠点の役割を果たしたが、老朽化や選手強化のための拡張などを考慮して移転する。
 計画が公表された25年11月から各自治体が検討に向けて動き出した。事務局によると27日までに愛知、三重、岐阜の35市町から連絡があったという。