日板協、全板連/富士教育訓練センターで全国建築板金競技大会開く/52人が腕前披露

2026年3月3日 行事 [2面]

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 日本建築板金協会(日板協、野溝年成会長)と全日本板金工業組合連合会(全板連、同)は1日、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで第48回「全国建築板金競技大会」を開いた。制限時間内で銅板加工の出来栄えを競う技能競技の部(ZIC)に32人、施工図の完成度を競う建築技術の部(NYAC)に20人が出場。計52人が日頃鍛えた腕前を披露した。
 2月28日の開会式で、野溝会長は「業界の将来を背負う皆さんが自らの技能を磨き、周りに広めてもらうための大会だ。練習の成果を最大限に発揮するとともに、大会を通して仲間をつくり仕事の楽しみを見つけてほしい」と呼び掛けた。
 ZICの課題は、4時間30分以内に銅板1枚から手おけとひしゃくを製作すること。選手たちは展開図を描いた上で指定工具や自作のこてを駆使し、銅板を切り出して作品を形にした。NYACでは「学生寮新築工事」を想定し、4時間以内で条件を踏まえた屋根と外壁の施工図を作成した。
 大会は日本の伝統的な建築板金の技能・技術を伝える後継者を育成するため、1979年から毎年開催している。過去の大会優勝者を除き、建築板金に興味がある人物であれば、学生を含め誰でも参加できる。今回の審査結果は3月中旬に発表予定。各部の上位者は5月28日に札幌市で開く両協会の全国大会で表彰する。