JR東日本/高輪ゲートウェイシティ、大井町トラックス開業/広域品川圏を形成

2026年3月31日 行事 [4面]

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 JR東日本は28日に複合施設の「TAKANAWA GATEWAY CITY」(東京都港区)と「OIMACHI TRACKS」(同品川区)をオープンした。同社が掲げる「広域品川圏」の拠点となる施設。駅を中心にさまざまな関係者とまちづくりに取り組み、世界の都市間競争を勝ち抜く。
 広域品川圏は高輪ゲートウェイ駅と大井町駅を含む東京の南エリア。開発が連鎖的に進んでいる。
 TAKANAWA GATEWAY CITYは高輪ゲートウェイ駅に直結している。品川車両基地跡地にオフィスや商業施設などの複合施設、文化創造施設、マンションなどを建設。総延べ84・5万平方メートルの規模となる。全面開業後は1日約10万人の滞在を見込んでいる。
 2025年に一部施設が先行オープンしていた。28日はオフィスや商業施設、子育て支援施設などが入る複合棟や文化創造施設、マンション棟が新たに開業した。
 OIMACHI TRACKSは大井町駅に新たに設けた改札口でつながっている。ホテル&レジデンス棟やビジネス棟、広場などで構成。建物の総延べ床面積は25・9万平方メートルの規模になる。敷地の北西部には品川区が新庁舎を建設中。完成すると上空の歩行者デッキを使って駅と行き来できる。
 28日のオープニングイベントでJR東日本の喜勢陽一社長は、ゲートウェイシティの今後開発に関して「将来的には品川駅まで歩行者デッキでつながった、ウオーカブルな街へと成長する」と説明。その上で「さまざまなチャレンジが国内各地のチャレンジとつながっていくことで、地域に元気と活力が生まれることを強く願っている」と述べた。小池百合子知事は「高輪と大井町が一体となり、東京の素晴らしさが世界へと発信されていくことを期待している」と話した。