コーヒーチェーンのドトールコーヒー(東京都渋谷区、星野正則社長)は9日、東京都渋谷区にある代々木公園に「ドトールパークカフェYOYOGI」をオープンする。1964年の東京五輪で使われた宿舎を活用。レトロな外観を残しつつ、公園を訪れた人の新たな憩いの場を提供する。
建物は1947年に米軍宿舎として整備された。1964年の東京五輪ではオランダ代表の宿舎として使用。その後は都が保存していたが、老朽化が激しく一般開放はしていなかった。2025年、改修を目的に建物をいったん解体。都立公園の新たな魅力づくりのため、都公園協会が同社を運営事業者に決めていた。
店舗の内装には五輪の歴史を伝えるデザインを取り入れた。天井に五つのリング状の照明を採用している。建物の歴史を伝えるパネルも設置。壁面に庵治石を敷き詰め、自然との調和を演出している。
店舗の所在地は代々木神園町2の1。面積は105平方メートルで、「ドトールパークカフェ」ブランドの出店は東京都江戸川区、千葉県柏市に続き、3店目になる。月内に水戸市でも新規店舗がオープンする。
都と都公園協会は、観光活性化の一環で、都立公園の夜間利用促進に注力している。秋ころには代々木公園内の噴水リニューアルが完了する予定。照明を強化し、夜間も楽しめる環境にする。ドトールコーヒー担当者は「当初は午後7時までの営業だが今後は延長も検討する」とし、カフェとの相互利用も見込まれる。





