山口県下関市は8日、関門海峡沿いの「あるかぽーと地区」で進めるウオーターフロント開発の事業者公募で、泉陽興業(大阪市浪速区)を優先交渉権者に選定したと発表した。同社は現在も遊園地「はい!からっと横丁」を運営しており、2027年3月末に満了する定期借地権設定契約を新たに結ぶ予定。高さ約60メートルの大観覧車は遊園地のシンボルとして残す。
事業名は「下関港ウオーターフロント開発あるかぽーと1番40事業」。対象地はA地区0・81ヘクタールと隣接する0・92ヘクタール。収益施設を整備できる「みなと緑地PPP」を活用し、魅力のある空間を創出する。
泉陽興業を含む4者から応募があり、有識者ら7人でつくる委員会が審査。これまでの運営実績やファミリー層を対象にしたアミューズメント施設、みなと緑地PPPを活用してスポーツ施設や飲食施設を誘致する提案を評価し、同社を優先交渉権者にすることを決めた。
今後は基本協定締結に向けて協議を進め、26年度内に事業契約や借地権設定契約を結ぶ予定。借地期間などは今後の協議で決める。





