東北地方整備局南部復興事務所は17日、宮城県丸森町立丸森中学校1年生70人を対象に、体験型防災学習会を開いた。2019年台風19号で被災した町内の復旧と復興を学ぶ目的で、今回で4回目となった。
中学校での復旧・復興事業の概要を説明後、中学生70人は阿武隈川水系(内川流域)直轄特定緊急砂防事業で整備を進めている五福谷川遊砂地を訪問。バックホウやドローンの操縦などを通して、復興作業の取り組みを学んだ。同事務所の宍戸博文副所長は「楽しい体験を通して建設業に興味を持ってほしい。座学だけでは伝わらない魅力を知ってもらえたら」と願った。
参加した丸森中学校の安藤優真さんは「バックホウは軽い力で掘り進めるのが面白かった。復興に向けてたくさんの人たちが協力していくのが大事だと分かった」と話した。
東北整備局の職員に加え、施工を担当している熱海建設(仙台市青葉区)、伸和興業(同太白区)、橋本店(同青葉区)、深松組(同青葉区)、後藤工業(同宮城野区)の関係者27人も学習会に協力。砂防の復旧工事は26年度末までの完了を予定している。
東北整備局では、過去の災害を教訓に防災意識を高める目的で、各地の小中学校で防災学習会を開いている。








