山口県光市/庁舎建て替え/市民アンケート結果を公表、利便性・安全性を重視

2026年9月25日 工事・計画 [9面]

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 山口県光市は24日、老朽化が進む市役所本庁舎(中央6の1の1)の建て替えに当たり、市民にコンセプトや機能、建設位置などを聞いたアンケートの結果を公表した。「手続きが容易で立ち寄りやすい」「災害が起きても壊れない」など利便性や安全性を求める回答が多かった。現庁舎はバリアフリー化への対応が十分ではなく、現行の耐震基準を満たしておらず、市は市民の声や要望に加え、職員の意見や他自治体の事例などを踏まえ、基本構想を策定する。
 現本庁舎の敷地は約1万2000平方メートル。規模はRC造地下1階地上4階建て塔屋1階延べ約7000平方メートル。1968年に建てられ、コンクリートの剥落やひび割れなど老朽化が進んでいる。
 アンケートでは▽市役所の利用頻度▽利用時の要件▽市役所への移動方法-のほか、新庁舎の建設に当たり特に大切にしてほしいことを聞いた。592人が回答した。
 その結果、新庁舎に求めるのは「手続きや相談がしやすく、市民が気軽に立ち寄りやすい建物」が20%と最も多く、次いで「大きな地震や災害が起きても絶対に壊れない」が19%、「誰もが安心して快適に利用できる」が18%。主な意見では「市民サービスを持続的に提供し、シンプルで分かりやすく職員や市民が使いやすい機能的な施設」「街の魅力や活気を感じられる市の新たなシンボルになるような施設」などの声があった。
 避難所の機能を併設し、十分な駐車台数の確保や交流スペースなど市民の活動拠点とする意見も出た。
 建設位置については、現在地のほか、光駅付近、旧浅江中学校跡地、旧光総合病院跡地、旧三輪小学校跡地などさまざまな意見があり、建設手法は総合福祉センター(あいぱーく光)や図書館、文化センターなどとの複合化を求める回答があった。
 アンケートの意見や要望は、本庁舎整備の方向性を検討する上での基礎資料として活用し、建設地や必要な機能、規模などを盛り込んだ基本構想にも反映する方針だ。