堺市/築港八幡地区の地区計画変更へ/堺浜シーサイドステージ跡地開発見据え

2026年9月28日 工事・計画 [9面]

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 堺市は商業施設「堺浜シーサイドステージ」(堺区築港八幡町)の跡地開発を見据え、築港八幡地区の地区計画を変更する。商業・アミューズメント中心の土地利用方針を、物流などの産業機能と海辺のレクリエーション機能の集積へ転換する素案をまとめた。2027年3月ごろの都市計画変更・告示を目指す。現地では土地所有者のヨドバシカメラが物流施設の立地に向けて既存施設の解体を進めている。
 素案によると地区計画の対象区域は築港八幡町と匠町にまたがる約39・1ヘクタールから、築港八幡町の約26・9ヘクタールに縮小する。「商業アミューズメント地区」の区分を削除し、広域的な道路ネットワークを生かした物流機能などの集積を新たな目標に据える。区画道路2号より西側の海辺では親水空間を確保し、レクリエーション機能の導入によるにぎわい創出を図る。産業系施設の配置や緑化にも配慮し、両機能の調和を目指す。
 3、5日に素案の説明会を開いた。市の担当者は「土地所有者からは物流施設の立地計画があり、海辺のエリアではレクリエーション機能の導入も検討していると聞いている」と説明した。新たな施設の規模や着工時期は明らかになっていない。
 現行の地区計画は、大規模な工場用地への商業施設誘致を目的に04年2月に都市計画決定した。映画館などの大型施設が立地したが、その後は撤退が相次いだ。周辺では工場や物流施設の集積が進んでいる。市はこうした土地利用の現状と今後の開発動向を踏まえ、計画を見直す。
 市は今後、10月ごろに公聴会、12月ごろに都市計画案の縦覧を実施し、27年2月ごろに市都市計画審議会へ付議する予定だ。