東京・墨田区/トリフォニーホール大規模改修技術協力プロポ公告

2026年10月5日 工事・計画 [4面]

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 東京・墨田区は2日に「すみだトリフォニーホール大規模改修工事技術協力業務委託(ECI方式)」の契約候補者を決めるプロポーザルを公告した。大・小ホールにある特定天井の耐震化や、トイレのバリアフリー対応、設備更新などの改修事業で、技術協力を任せる。参加申請を23日まで受け付ける。12月11日のプレゼンテーション審査を経て、同下旬に審査結果を公表し契約を結ぶ予定。提案限度額は3300万円(税込み、以下同)。技術提案の履行期間は2027年9月末まで。
 業務には区の入札参加資格がある3者JV(1者は区内企業)が参加できる。代表構成員は建築工事でA等級以上を求める。区外企業は総合評定値で1500点以上も条件になる。音楽・多目的ホール(900席以上)の新築工事を施工した実績も必要。第2構成員はB等級以上、第3構成員はC等級以上。
 業務は別途発注する建築工事の実施設計で、区と設計者と協働し、技術協力する。施工技術と豊富な知見を生かし、既存の音響性能の維持・確保、工期内の完成のため技術的な助言をする。全体工事費の算出やコスト管理、施工計画の作成も行う。
 ECI方式の技術提案・交渉方式(技術協力・施工タイプ)を採用。区がECI方式を採用するのは初めて。サウンディング(対話)調査の結果では一般競争入札の発注を希望する声もあった。音楽ホールの改修で音響、舞台設備など多様な業種が関わる。一般競争入札が不調になった場合、工期の遅れなどが避けられないためECI方式を採用した。
 すみだトリフォニーホールの所在地は錦糸1の2の3。SRC一部S造地下3階地上9階建て延べ2万0062平方メートルの規模。大ホールは(1801席)、小ホールは(252席)。1997年に竣工した。24年度の年館来場者数は約26万人。工事は28年1月~30年3月末を予定する。工事費用は83億円を見込んでいる。30年度のリニューアルオープンを目指す。