健康増進を目的に歩く習慣が付いた一方、自転車に乗ることがめっきりなくなった。この機会に20代の頃から乗り続けた愛車を処分。だが安全のためにと家族から贈られたヘルメットは踏ん切りがつかず、まだ手元にある▼自転車用ヘルメットも耐用年数があり、3年程度が買い替えの目安だそうだ。愛媛県今治市が着用の促進とともに、安全な使用と適切な時期の買い替え、資源循環を一体で進めている▼今治市サイクルシティ推進協議会や乃村工芸社らが連携し「IMABARI REHELM(リヘルム)プロジェクト」を展開。使わなくなったヘルメットを再生素材に変え、イスやテーブルなどの家具にアップサイクルしようと取り組んでいる▼25日にはサイクリングの聖地として知られる「瀬戸内しまなみ海道」を舞台に、世界のサイクリストが集う国際大会「サイクリングしまなみ」が開かれ、同協議会らがプロジェクトを発信。来年3月には家具を市内に設置するという▼今治市はしまなみ海道の四国側の起点で自転車が地域に根付く。ヘルメットがまちで触れ使える家具に生まれ変わり、今治の風景になる日を待ちたい。







