東京土木施工管理技士会(清水琢三会長)は21日、東京都中央区のコングレスクエア日本橋で設立30周年記念式典を開いた。会員と国土交通省や東京都などからの来賓ら約150人が出席し、同会の運営に貢献した功労者59人を表彰するなどして30年の節目を祝った。
冒頭あいさつした清水会長は「インフラの老朽化対策に留まらない国土強靱化の取り組みがますます重要となっている。最前線で担う土木技術者の役割と責任が一層増している」と課題認識した。「設立30年を新たなスタートとして、質の高い各種講習会・研修会や現場見学会を通じて土木技術者の技術力を高める」とし「技術者の交流、技術の継承を図る活動を継続し、建設業の魅力の発信に努める」と力を込めた。
続く功労者表彰では、2期4年以上にわたって役員を務めた36人、2期4年以上委員を務めた17人、講習会講師など同会の事業に貢献した6人を表彰。第7代会長を務めた元飛島建設の伊藤寛治氏ら各表彰受賞者代表に清水会長から表彰状が授与された。
記念講演は、五洋建設の下石誠顧問が「技術の伝承 沈埋トンネルの技術開発について~書籍『海底トンネルの造り方』より~」と題して映像などを使って沈埋トンネルの構造や施工などを紹介した。下石顧問は、「大きな変化を可能とするには時間が必要だ。時間がある若い方々の発想が必要だと思っている。若い方々のチャレンジに期待したい」と話した。式典終了後、懇親会も開いた。








