堺市と大阪府和泉市の市境に位置する南海泉北線光明池駅の南側で、市街地再開発に向けた動きが見えてきた。関係事業者らで構成する光明池駅前南地区再整備協議会(高添陽一代表)は30日、不動産事業者を対象に事業協力者の募集を開始する。対象は堺市南区鴨谷台2と和泉市室堂町にまたがる約2・8ヘクタール。民間事業者のノウハウを活用して再開発計画や事業の成立性を検討する。=発注公告別掲
協議会は駅南側に立地するサンピア、光明池アクト、ダイエー光明池店などの関係事業者らが、再開発を検討する準備組織として3月に設立した。駅開業期に整備されたこれらの商業施設が更新時期を迎える中、関係者が勉強会を重ね、一体的な再編整備の可能性を探ることにした。堺市と和泉市もオブザーバーとして協議会に参加している。
募集案件上の事業名は「光明池駅前南地区第一種市街地再開発事業」。事業協力者には施設計画の立案や事業収支の検討、都市計画決定に向けた手続きなどへの支援を求める。現段階で市街地再開発事業の実施や施設の配置、規模などは決まっていない。
募集要項は30日から11月6日まで、協議会窓口の都市問題経営研究所(大阪市中央区瓦町4、電話06・6208・2030)で配布する。参加表明書は11月30日、応募書類は2027年2月19日まで受け付け、同3月中旬にプレゼンテーションを行う。
堺市は23年6月に「光明池駅前地域活性化基本方針」を策定。商業機能の維持・向上や居住機能の強化を促すとともに、民間施設の更新に合わせて道路や広場、歩行者デッキなどの公共施設を再編する方向性を示していた。
本年度は再開発の機運が高まったことを受け、駅前交通広場や歩行者動線など公共施設の再編検討に向けた「光明池駅前南地区再整備に向けた公共施設のあり方検討支援業務」をシティ・プランニングに委託。南側交通広場の交通処理や駅改札から周辺施設への歩行者動線、駐輪場の再配置、高架下を含む公共空間の利活用の検討を進めている。履行期限は27年3月31日。









