広がる流域治水


2023年4月13日

広がる流域治水・4/河川整備をさらに加速/デベや商業開発事業者らの参画も期待

 流域治水推進室は、中国地方整備局が江の川水系の整備に向けて立ち上げたプロジェクトチームがモデルになったとされる。河川とまちづくりなどの部局の連携で、自治体がコンパクトシティーを目指して策定する「立地…

2023年4月12日

広がる流域治水・3/流域内で情報共有と連携不可欠/特定都市河川指定への動きも加速

 熊本県の球磨川流域は、2020年7月豪雨で大きな被害に見舞われた。災害後、支川で計画された貯留型の川辺川ダムに代わる「流水型ダム」の整備が決定。蒲島郁夫知事は、このダムや遊水地を活用するなどして「緑…

2023年4月11日

広がる流域治水・2/水害リスクと向き合う街づくり/地域に最適な治水対策追求

 各地の流域治水推進室は河川行政にとどまらない複数の部局の担当者で組織されている。「河川行政だけではなし得なかったことを実現する必要がある」。関東地方整備局の同室長を務める藤本雄介河川部河川調査官は、…

2023年4月10日

広がる流域治水・1/川づくりとまちづくりが連携、整備局に部門横断の推進室

 気候変動の影響で豪雨災害のリスクが高まっている。河川堤防の整備など従来型のハード対策だけでは、いつ、どこで起きるかわからない災害に追いつけない状況に対し、視野を広げて治水安全度を高めることが重要とな…

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