企業・経営

五洋建設/ベルギーのデメ社と合弁設立へ/日本での洋上風力建設市場で協働 [2021年4月15日3面]

 五洋建設は、洋上風力建設分野で豊富な実績を持つベルギーのデメオフショアホールディングス(デメ社)と合弁会社を設立することで合意した。風車の大型化などを受け、新会社を通じてデメ社が保有する中規模のSEP(自己昇降式作業台)船を1600トンつりに改造。2025年春にも日本船籍化し、国内の洋上風力発電事業の市場拡大に対応していく。
 両社は日本の洋上風力建設分野で協働する覚書を昨年3月に交わし、技術...続きを読む

日本国土開発/35年ぶりに作業服リニューアル/女性用製作、ファン付きも [2021年4月13日1面]

 日本国土開発がユニホームを35年ぶりにリニューアルする=写真。10日に迎えた創立70周年記念事業の一環。フルハーネス安全帯の着用に対応したデザインにしたり、熱中症対策としてファン付き作業服をラインアップに加えたりする。女性用ユニホームも初めて製作した。6月から順次切り替えていく。
 リニューアルしたのは長袖シャツと秋冬ブルゾン、春夏・秋冬用のパンツ。ブルゾンとパンツのポケット位置は、フルハーネ...続きを読む

竹中工務店/海外BIMベンダーと連携/DXの取り組み加速、BIM活用で技術開発 [2021年4月12日1面]

 竹中工務店は9日、ノルウェーのBIMベンダー・RendraAS(レンドラ社)と連携し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する技術開発に取り組むと発表した。レンドラ社のBIMクラウドプラットフォーム「StreamBIM」を活用。竹中工務店が設計・施工段階で使用している「Solibri」システムとの連携などに取り組む。BIMデータ管理や360度画像管理といったシステムとの連動技術も開発し...続きを読む

オリエンタル白石・大野達也社長に聞く/グループ再編で意思決定迅速 [2021年4月9日1面]

 オリエンタル白石が、純粋持ち株会社としてグループを統括していたOSJBホールディングス(HD)を吸収合併し、東証1部に1日上場した。タイコー技建(茨城県つくば市、松野明浩社長)と山木工業HD(福島県いわき市、石渡一郎社長)に加え、日本橋梁(大阪市西区、坂下清信社長)が傘下に入り、オリエンタル白石がけん引する新体制を構築。意思決定の迅速化やグループ内連携を強化し、安定的な成長軌道を目指す。
 -...続きを読む

21年度スタート/建設各社、オンライン併用し入社式/新たな価値創造を [2021年4月2日1面]

 2021年度が始まった1日、建設関連各社では多くの新入社員を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ウェブ形式を併用し入社式を開く企業が多かった。コロナ禍で加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)などを踏まえ、経営トップの訓示では「新たな価値創造に挑戦する」と変革期をチャンスと捉える姿勢が目立った。若者の柔軟な発想と創造力に期待する声も多かった。=6、7面に各社のトップメッセ...続きを読む

戸田建設、西松建設、奥村組/ICT土工管理システムを構築/データ共有で効率化 [2021年4月1日3面]

 戸田建設と西松建設、奥村組の3社は建設現場の生産性向上に向け、新たなICT(情報通信技術)土工の管理システムを構築した。転圧や土量などの土工管理データをプラットフォームで一元管理。膨大なデータが利活用できるようになる。関係者のデータ共有も容易になり管理作業の大幅な省力化と効率化につながる。
 システムは▽データ共有プラットフォーム▽転圧施工履歴データによる土量算出▽土砂トレーサビリティー(追跡...続きを読む

清水建設/サステナビリティ・リンク・ローンで資金調達/200億円の融資枠設定 [2021年4月1日3面]

 清水建設はシンジケーション方式によるサステナビリティ・リンク・ローンを活用した資金調達を行う。貸付人はみずほ銀行、農林中央金庫など。限度額200億円のコミットメントライン(融資枠)を設定したと3月31日に発表した。契約期間は3年間。今後は二酸化炭素(CO2)排出量の削減などに取り組むことで持続可能な社会の実現を目指す。
 コミットメントラインは急な資金需要に備えて設定。みずほ銀行がシンジケーシ...続きを読む

熊谷組、住友林業/中大規模木造建築の新ブランド設立/環境と健康両立へ [2021年4月1日1面]

 熊谷組と住友林業は、中大規模木造建築の新ブランド「with TREE」を3月31日に立ち上げた。コンセプトは「環境と健康をともにかなえる建築」。建築物の木造・木質化に向けた取り組みをより強化し、木材が生み出す新しい価値を都市部のプロジェクトに提供する。
 両社は2017年に業務・資本提携した。8分野で分科会を設置し協業に取り組んでいる。中大規模木造建築分科会の活動として木造・木質化を推進する新...続きを読む

震災から10年/鹿島/災害廃棄物を資源へ、港湾という出口で迅速化 [2021年3月31日3面]

 鹿島は、東日本大震災の被災地で受注した災害廃棄物処理業務で、リサイクル資材としての活用拡大に取り組んだ。宮城県石巻市の「石巻ブロック」では、膨大な量の処理が求められる状況下で、港湾埋め立て基準を満足する土木資材としてのリサイクル化を実現。大量の活用先という“出口”を設けたことで迅速な業務完了につなげた。港湾埋め立てに用いた物と同じサンプルを保管して、長期的に試験も続けており、今後の災害対応などに...続きを読む

五洋建設/香港大学の新施設建築を受注/3棟総延べ4・5万平米 [2021年3月26日1面]

 五洋建設は25日、香港大学が計画する教育関連施設3棟の建築工事を約303億円で受注したと発表した。研究実験棟2棟とITビルディングの計3棟を整備。総延べ床面積は約4万5000平方メートルを見込む。着工済みで2024年7月の完成を目指す。
 計画地は香港島ポクフーラム地区。敷地面積は約1万3000平方メートル。生体分子工学や生体医療工学などに対応した研究実験棟のセクションAとB、大学が保有する情...続きを読む

トーエネック/藤田祐三次期社長が会見/変化に対応し成長、人材育成の取り組み強化 [2021年3月26日1面]

 トーエネックの新社長に4月1日付で就任する藤田祐三代表取締役副社長執行役員が25日に名古屋市内で会見し、「電力システム改革など外部環境の変化に対応し成長への挑戦、安定した収益確保、人材育成の取り組みを強化したい」と抱負を語った。「成長するにはお客さまの期待に応え選ばれ続けることが大切」と指摘。「人に関わる投資を積極的に行い人材を質、量とも充実し、生活と社会のインフラを支えていく」と述べ、中期経営...続きを読む

ピーエス三菱/ベトナム・スンマイ社と包括事業提携/PCa部材の供給体制構築 [2021年3月25日3面]

 ピーエス三菱は24日、プレキャスト・プレストレストコンクリート(PCa・PC)の製造や施工を手掛けるベトナムのスンマイ(ハノイ市)と包括的事業提携契約を結んだ。スンマイの子会社が保有する工場を利用し、同国北部で部材の供給体制を構築。土木・建築工事を対象に施工分野の拡大も狙う。
 ピーエス三菱とスンマイの本社をテレビ会議システムで結び、同日に調印式が行われた。スンマイのブイ・カック・ソン会長は「...続きを読む

大成建設/カーボンニュートラルの取り組み加速/独自システムで効果を見える化 [2021年3月24日3面]

 大成建設は2050年までに温室効果ガスの実質排出ゼロを目指す「カーボンニュートラル」の取り組みを加速する。「TAISEI Sustainable Action(TSA)」と名付けた環境負荷提言活動の実効性を高めるため、主要な取り組みを見える化する「TSAポイントシステム」を始動した。仮設の現場事務所をZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化するなど、現場レベルでも環境負荷の低減を目指す。
 ...続きを読む

五洋建設/シンガポール建設大手と資本提携/事業基盤の強化狙う [2021年3月17日3面]

 五洋建設は、シンガポールに拠点を置く建設関連のエンジニアリング会社「コー・ブラザーズ・エコ・エンジニアリング(KBE)」と資本提携する。KBEが実施する第三者割当増資を引き受け、持ち分法適用関連会社にする契約を15日付で結んだ。五洋建設は約31億円で株式を取得(保有割合約28・8%)。現地企業とタッグを組み事業基盤の強化を狙う。
 株式取得日は5月28日を予定する。取締役1人を派遣する。KBE...続きを読む

清水建設/資機材の建設物流システム展開へ/中間物流拠点から建築現場へ一括運搬 [2021年3月16日3面]

 ◇物流関連コストを削減/2年以内に東京支店で本格運用
 清水建設は都心部で施工する建築工事の物流改革に取り組む。ICT(情報通信技術)を活用して資機材の注文や搬入を効率化。現場がウェブシステムアップした資機材のリクエスト情報(数量、納入期間)を見て、協力会社は中間物流拠点に荷物を運搬する。現場搬入を同拠点から行うことで異なる資機材の一括運搬などが可能になる。建設物流システム「シミズ・スマート・...続きを読む