企業・経営

清水建設/洋上風力で欧州の海洋エンジ企業とアライアンス締結/EPC受注狙う [2021年9月2日3面]

 清水建設は1日、オランダの海洋エンジニアリング会社、ヘーレマ・マリン・コントラクターズ(ライデン市)と洋上風力発電の建設分野で協力すると発表した。ヘーレマ社は洋上での石油・ガス開発、洋上風力発電所の建設で豊富な実績がある。清水建設はヘーレマ社との連携も足掛かりにして、国内で計画中の洋上風力発電施設プロジェクトでEPC(設計・調達・建設)受注を目指す。
 清水建設は国内の洋上風力建設市場でトップ...続きを読む

JOIN、鉄道運輸機構、JR東日本/インド新幹線電気システム発注支援で新会社設立 [2021年9月2日1面]

 海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、JR東日本の3者は、インドの高速鉄道建設事業の発注業務支援を目的に新会社「日本高速鉄道電気エンジニアリング(JE)」を1日付で設立した。インド高速鉄道公社が発注する電気システム分野(電車線や配電など)の業務を代理・代行する。プロジェクトのスムーズな推進と日本企業の参入促進につなげる。
 日本の新幹線方式を採用するインド...続きを読む

パシコン/創立70周年記念で9月4日に特設サイトを開設/秋にウェビナーも [2021年8月31日3面]

 パシフィックコンサルタンツが創立70周年を迎える9月4日、ホームページに特設サイトを立ち上げる。さらなる成長に向け今後の取り組みテーマを紹介したり座談会を行ったりする。今秋にはウェビナーも開催する予定だ。
 同社は1951年に発足した米法人が前身組織。戦後荒廃した日本の復興に尽力してきた。時代の変化を敏感に捉えながら、インフラ整備で付加価値を提供し続けている。創立70周年を迎え、特設サイトでの...続きを読む

竹中工務店/21年1~6月期決算/子会社の利益改善で減収増益、海外事業は厳しく [2021年8月30日1面]

 竹中工務店は27日、2021年1~6月期の決算を発表した。連結業績は売上高5960億78百万円(前年同期比5・8%減)、営業利益212億20百万円(3・8%減)、経常利益276億61百万円(6・7%増)、純利益190億64百万円(3・1%増)。減収となったが、竹中土木やヨーロッパ竹中の収益改善が寄与し利益を押し上げた。
 業績の先行指標になる単体建設受注高は3418億73百万円(7・5%減)。...続きを読む

建設技術研究所/利用者ニーズ分析し提案内容に反映/土木構造物の受託拡大へ [2021年8月27日3面]

 建設技術研究所は公共機関が発注する土木インフラの設計業務で、利用者の意見を参考にしながら提案内容を作成する新たな取り組みを始動する。道路やダムといった土木構造物を利用するユーザーの満足度などを色濃く反映した「人間中心設計」の考え方を採用。プロポーザルや総合評価方式で発注される案件をターゲットに据える。受注業務の拡大や柔軟な思考を持った社員の育成につなげる。
 人間中心設計は、製品や情報システム...続きを読む

ストロベリーファーム/秋田県仙北市で夏秋イチゴの産地化に着手 [2021年8月26日3面]

 エイト日本技術開発の全額出資子会社、ストロベリーファーム(秋田県仙北市、増田真一社長)が、仙北市内で夏秋イチゴの産地化事業に本腰を入れている。高単価で取引可能な販路や作付けノウハウを持つ同社が営農支援を展開。人材不足に悩む農業人口の底上げにつなげ、安定的にイチゴを流通できる体制を整備する。2022年度にはパイロット事業を開始する予定だ。
 夏秋イチゴは北東北や北海道など冷涼な地域で栽培され、菓...続きを読む

ゼネコン各社/50年カーボンニュートラルに照準/専門部署設置や新規事業開拓 [2021年8月23日1面]

 2020年10月の菅義偉首相による「2050年カーボンニュートラル宣言」を受け、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する取り組みが広がっている。社会的な動きにゼネコン各社も対応。自社でグリーンエネルギー事業を展開したり、建物をZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化するためのメニューを豊富にそろえたりしている。再生可能エネルギーの推進などに特化した部署の新設も相次いでいる。
 4月1日付で7社...続きを読む

奥村組/夏秋イチゴを出荷・販売/長野県軽井沢町で栽培、地域ブランド確立へ [2021年8月20日1面]

 奥村組は新規事業開拓の一環として、夏秋イチゴの出荷と販売を始めた。小諸倉庫(長野県小諸市、篠崎友宏社長)との共同出資会社「軽井沢いちご工房」が長野県軽井沢町の農場用地を確保。イチゴを栽培し県内をはじめ各地のホテルやレストランに出荷している。一般にはヤフーショッピングなどの通販サイトで販売する。
 農場所在地は軽井沢町発地前田618。長野県から耕作放棄地約1・2haを賃借し、農業用ビニールハウス...続きを読む

熊谷組/福井本店建替が完成/木造+ZEB、次世代都市型コンパクトオフィスに [2021年8月19日3面]

 熊谷組が創業の地・福井市で進めていた福井本店建て替え工事が完成し、18日に竣工式が開かれた。新本店ビルを持続可能な社会の形成に向けた「次世代都市型コンパクトオフィス」と位置付け、耐火木造の採用やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現など、多くの先進技術を導入した。新本店ビルの運用開始は9月初旬を予定している。
 福井本店の所在地は福井市中央2の6の8(敷地面積565平方メートル)。20...続きを読む

大成建設/リニューアルZEBを強化/保有建物3カ所で改修着手へ [2021年8月18日3面]

 大成建設は既存建築物を改修してZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化する「リニューアルZEB」の取り組みを強化する。一環として保有建物3カ所でZEB改修に着手し、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)のZEB認証取得を目指す。蓄積してきた省エネ・創エネ技術や施工技術をレベルアップし、2050年までのカーボンニュートラルの実現に貢献する。
 ZEB改修を行うのは関西支店ビル(大阪市中央区...続きを読む

主要ゼネコン26社/21年4~6月期決算/手持ち工事減少で13社が減収 [2021年8月17日3面]

 主要ゼネコン26社の2021年4~6月期決算が12日に出そろった。前年同期との比較で連結売上高は増加13社、減少13社と分かれた。本業のもうけを示す営業利益は16社が減少した。21年3月期は新型コロナウイルスの感染拡大で各社が受注確保に苦戦した。手持ち工事が少ない状態で22年3月期をスタートした企業も多く、期初の売り上げ計上が進まず、営業利益の確保も難しかったようだ。
 減収になった企業は「手...続きを読む

上場ゼネコン大手4社/21年4~6月期決算/全社が増収営業減益 [2021年8月16日3面]

 上場ゼネコン大手4社(鹿島、大林組、清水建設、大成建設)の2021年4~6月期決算が6日に出そろった。手持ち工事が順調に進んだ一方、低採算の大型案件を抱えるなど、連結業績は各社とも増収営業減益となった。業績の先行指標となる単体受注高は3社が増加。各社とも通期予想は据え置いた。今後は首都圏の大型案件を中心に受注競争が一層激化するとの見方も強まっている。
 営業減益の要因について各社は「着工後間も...続きを読む

竹中工務店/西日本機材センターが安全功労者総理大臣表彰/総合建設業で初 [2021年8月5日1面]

 竹中工務店の大阪本店西日本機材センター(堺市美原区)が、安全水準の向上などで顕著な功績があった個人・団体を表彰する2021年「安全功労者内閣総理大臣表彰」を受けた。
 総合建設業で表彰を受けたのは同社が初。3日に大阪市中央区の大阪労働局で伝達授与式が行われた。
 式典には竹中工務店から佐々木正人社長、丁野成人常務執行役員大阪本店長、森田将史大阪本店西日本機材センター所長らが出席。大阪労働局の...続きを読む

鹿島/全現場でCO2排出量を把握/工種ごとの特徴踏まえ有効な削減策立案へ [2021年8月5日3面]

 鹿島がカーボンニュートラル実現へ向け、建設現場での二酸化炭素(CO2)排出量の分析を加速している。2020年度から一定規模以上の全現場を対象に、CO2排出量データのモニタリングを開始。全現場からのデータを分析した結果、工種や工事ごとのエネルギー消費量の違いが明らかになりつつあるという。今後、各現場の工種や工事進捗(しんちょく)データと組み合わせて分析し、より有効な対策の推進に生かす。
 19年...続きを読む

太平洋セメント/高純度CO2を新たな収益源に/工場からの回収技術確立へ開発加速 [2021年8月4日3面]

 太平洋セメントが、セメント工場から二酸化炭素(CO2)を回収する技術の確立へ開発を加速している。セメントを製造するキルン(回転窯)の排ガスから純度の高いCO2を効率よく回収する構想。「革新的な技術のめどがついている」(不死原正文社長)という。純度の高いCO2は新たな商品として収益源になる可能性も秘めており、技術とともに必要な設備の開発を急ぐ。
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の...続きを読む