論説・コラム

回転窓/“ほほ笑みの国”に貢献する技術 [2018年7月20日1面]

 最高気温が35度以上になる場所が続出するなど、列島各地は猛暑に見舞われている。総務省消防庁の統計によると、今月9~15日に熱中症で救急搬送されたのは全国で9956人。昨年の同じ時期に比べ2500人余り多いそうだ▼そんな日本を脱し週初めから仕事でタイを訪れている。会社や家族から送られてくるメールには日本の暑さが記され、赤道に近いタイの気候を心配する言葉が続く。ただこちらでは「タイは過ごしやすいです...続きを読む

戸田建設、横浜市ら/工事現場の意見箱PR活動が話題/顔の見える現場づくりに貢献 [2018年7月20日5面]

 横浜市が神奈川区で進める「横浜市立市民病院再整備診療棟工事」の現場に設置された意見箱を介したやりとりが、インターネット交流サイト(SNS)などで話題になっている。「好きな人に告白しようか迷っている」という投書に、現場担当者が「現場から声援を送っています!」と回答。現場を通る人の中にはスマートフォンで撮影する人の姿もあり、顔が見える現場づくりや、事業への理解促進につながっている。
 同工事は設計...続きを読む

回転窓/夏休みとインフラ見学 [2018年7月19日1面]

 夏真っ盛りで、今週末からは多くの学校で夏休みが始まる。わが身を振り返ると、小学校の頃は自由研究をどうするかが毎年の悩みだった▼インフラツーリズムが活発化していることもあり、ダムなどの見学会が各地で計画されている。こうしたイベントに連れて行ってもらえれば、夏休みの宿題も思い出も充実したに違いない▼8月からは埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路で、民間企業と連携した本格的な防災インフラ見学会が始まる...続きを読む

回転窓/これからのリーダー像 [2018年7月18日1面]

 ロシアで開かれていたサッカーワールドカップ2018が閉幕した。厳しい前評判に反して決勝リーグに見事進んだ日本代表チームの活躍から、改めて監督というリーダーが果たす役割の大きさを認識させられた▼プロセスがどうであれ、リーダーに対する評価は結果で決まるのが勝負の世界。どんな時も動じない信念を持つことが、リーダーに求められる最も大切な資質かもしれない▼社会が大きく変化する中でのリーダー像を考えようと、...続きを読む

回転窓/次の豪雨への備え [2018年7月17日1面]

 「今日の最高気温は高知県四万十市で45度。全国的に40度以上の猛烈な暑さが続きます」。建設関係団体が開いた講演で、気象予報士の井田寛子さんが「2100年の天気予報」と題し、危機感を込めたリポートを行っていた▼地球温暖化による気温の上昇に伴って大気中の水分が増え、豪雨の頻発と被害の激甚化を懸念。2018年7月豪雨を受け、井田さんは「気象情報を出す、メディアが伝える、視聴したり情報を入手したりして行...続きを読む

回転窓/予防保全の効果検証を [2018年7月13日1面]

 記録的な豪雨が襲った西日本地域で道路網が寸断され、一部の工場が今も操業・出荷を停止している。インフラの被害は人々の暮らしを壊すだけでなく、経済も停滞させる▼土木学会が6月、三大都市圏や主要都市の巨大災害対策で報告書を公表した。報告は災害別・地域別のインフラ損壊を含む経済被害の試算とともに、事前対策による被害の軽減効果を併記した▼例えば東京の荒川、大阪の淀川、名古屋の庄内川で巨大洪水が起こった場合...続きを読む

回転窓/新渋滞対策に期待感 [2018年7月12日1面]

 梅雨が明けて7月も半ばになると、夏休みの行楽を計画している方も多かろう。海や山に出かけたり、実家に帰省したりするなど過ごし方は人それぞれ。一方でお盆期間はどこも混雑し道路の渋滞も激しくなるため、遠出を控える人もいるのでは▼お盆を含め交通混雑期が近づくと、高速道路各社が渋滞の予測情報を発信する。例年の混雑状況や利用者の行動パターンなどを踏まえ、想定される渋滞長や所要時間を事前に伝えることで利用者の...続きを読む

シリーズ・国のかたちを考える/ぐるなび代表取締役会長兼最高経営責任者・滝久雄氏 [2018年7月12日1面]

 ◇食文化と芸術で日本を活性化
 かつて外食産業にはメディアがなく、飲食店の集客は立地条件に大きく左右されていた。裏通りよりも表通りに面している店の方が有利だった。これがインターネット時代となり、外食産業のメディアとして90年代半ばに「ぐるなび」が登場したことで、店主は少ない投資でも大きな集客成果を出せるようになった。今ではさまざまなメディアも誕生し、表通りと裏通りの立地価値が変わらなくなってい...続きを読む

回転窓/ニュースを行動のきっかけに [2018年7月11日1面]

 西日本の広い範囲に甚大な被害をもたらした豪雨災害を受け、官民が復旧対応を続けている。国土交通省は一部の高速道路の通行を無料化したり、公営住宅の空き家を応急仮設住宅に転用できるようにしたりする特例措置を講じた▼大規模災害を契機として現行法の矛盾や改善点が浮かぶことがある。阪神・淡路大震災では欠陥建築による住宅被害の損害賠償や火災保険の支払いを巡り多くの訴訟が提起された▼国内の法制度や慣習が世界的に...続きを読む

回転窓/水災害への耐久性 [2018年7月10日1面]

 気象庁が厳重な警戒を呼び掛けていたにもかかわらず、西日本を中心に降り続いた記録的な大雨は広い範囲に甚大な被害をもたらした▼各地で河川の氾濫や土砂崩れが発生。濁流にのまれた家屋や逃げ遅れて屋根で救助を待つ人々、大量の土砂で寸断された道路や崩壊した橋など、被災地のもようを伝える映像や画像に言葉を失った方も多かろう▼数十年に一度の重大な災害が発生する恐れが高まっているとして、8日までに気象庁から大雨特...続きを読む

回転窓/コンドルの調和を味わう [2018年7月9日1面]

 お雇い外国人として1877(明治10)年に来日した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920年)。建築設計や建築教育に携わる一方、日本画家の河鍋暁斎に師事し日本画を学び、日本舞踊や生け花などの日本文化に傾倒した▼近代化していく日本にコンドルが残した文化的な功績の一つが和と洋の「調和」。代表作が1919(大正8)年に完成した「旧古河庭園」(東京都北区)だろう▼コンドルが設計した洋館・洋風...続きを読む

シリーズ・国のかたちを考える2018/宮城県南三陸町長・佐藤仁氏 [2018年7月9日1面]

 ◇住民守り背中を押すのが仕事
 三陸沿岸の歴史は津波と切り離せない。私自身、小学3年生だった1960年のチリ地震津波で自宅を失った。チリ地震津波以来、当町は津波防災に力を入れてきた。
 東日本大震災では想像を絶する被害を受けた。思いきった高台移転に反対の声はなかった。「もう逃げなくていい、自宅にいれば命が守れる安心安全な街になった」と評価していただけた。志津川地区の中心地に祈りの場やさんさん...続きを読む

回転窓/いつでも原点は「品質確保」 [2018年7月6日1面]

 改正公共工事品質確保促進法が来年6月で施行から5年を迎える。自民党の議員連盟は来年の通常国会で見直す方針を打ち出した。建設業法、公共工事入札契約適正化法と合わせた「担い手3法」改正へ今後議論が本格化する▼2005年4月施行の最初の法律は、公共工事の品質を確保する重要性を法律として世の中に初めて訴える役割を果たした▼続く改正法は公共工事の品質を将来にわたって確保することをうたい、施工者が「適正な利...続きを読む

回転窓/一流に求められる素養 [2018年7月5日1面]

 15年のラグビーワールドカップ(W杯)などで活躍した五郎丸歩選手の講演を聞いた。「どれだけ人間力を高めるかが人生の目標」。まっすぐな表情で、そう話していた。以前は勝つことがすべてと思っていたそうだ▼価値観を変えたきっかけは、フランスのプロリーグでともにプレーした一流選手の姿。「一流と呼ばれる選手ほど回りに気配りができ、自然と引きつけられる」。勝つのはもちろん重要だが、それは人間力を高めるための手...続きを読む

回転窓/一生に一度のディナーショー [2018年7月4日1面]

 一生に一度やってみたいことは-。雑誌の取材でこう聞かれた写真家・藤原新也さんの答えがいい。日本野鳥の会が発行するフリーマガジン『Toriino〔トリーノ〕』(Vol.46)のエッセーに書いている▼自分が幸福を感じるのは人と交わっているときで、そこに会話だけでなくおいしい食べ物や歌が介在していたらさらに楽しい。突然の質問にそう思った藤原さんの返答は「ディナーショー」であった▼確かに食事は会話を弾ま...続きを読む
1 2 3 4 5 72
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む
国際標準型アセットマネジメントの方法
インフラ資産のアセットマネジメント全体の...続きを読む