特集


2021年1月5日

2021大阪支社新年特集号

 近年、わが国は訪日外国人旅行者(インバウンド)による需要拡大にわく一方で、巨大化・頻発化する災害に疲弊していた。2020年はコロナ禍が世界を襲い、わが国・関西圏も感染症対策に奔走、経済活動の低下を受け入れざる得ない事態に至った。21年。感染症対策は続き、災害に立ち向かことになろう。政府は防災・減災、国土強靱化に向けた新たな5カ年計画の推進を決めた。対策をさらに積み重ね、国土は「進化」する。大阪・…

2020年12月25日

国立大学法人千葉大学医学部附属病院中央診療棟 完成

 国立大学法人千葉大学が建設していた同大医学部附属病院中央診療棟が完成した。2021年1月から同施設での診療が開始される。集中治療センター、救命救急センター、放射線部門MRリニアックシステムなどが内包され、検査・治療時に患者がリラックスできる環境照明などを導入している。設計は久米設計。建築工事を鹿島、電気設備工事を東光電気工事、HEXELWorks、機械設備工事を三機工業が担当した。 ◇工事件名:…

2020年12月24日

Hisao & Hiroko Taki Plaza 完成

 東京工業大学が大岡山キャンパス正門付近で建設を進めていた国際交流施設「Hisao&Hiroko Taki Plaza」が完成した。本施設はぐるなび創業者で、同学の卒業生の滝久雄氏による約30億円の個人寄付により実現した。地上3階・地下2階の建物は、イベントスペースやグループ学習スペース、グローバルラウンジなどで構成。オープン後は学生たちが施設運営や活用方法について検討し、さまざまな人との交流によ…

2020年12月24日

加速する建設産業のICT活用

 建設業が抱える問題解決の一手段といわれる建設ICT。人手不足の解消や業務効率の向上、利益創出につながるとの期待から本格的な動きが加速している。DX(デジタルトランスフォーメーション)や、生産性向上策「i-Construction」など行政や民間の取り組みを、「加速する建設ICT特集」としてまとめた。

2020年12月23日

和歌山県立医科大学薬学部完成

和歌山県立医科大学が2021年4月の開設に向けて、19年1月から和歌山市の中心市街地に建設を進めてきた薬学部キャンパスが待望の竣工を迎えた。県内で薬剤師を育成・確保する新拠点として、創薬研究の活性化など地域医療への貢献が大きく期待される。施設の建築工事を手掛けた東急建設・小池組JVは、地下水対策などに万全を期すとともに、現場作業員が一丸となって安全・工程管理に努め、高品質な建物を無事完成させた。 …

2020年12月23日

近畿の道路 2020

 名神高速道路や中国自動車道への依存度が高い近畿の高速道路ネットワーク。ダブルネットワークを実現する新名神高速道路も順次開通しているが、ミッシングリンクがあるためにその機能が十分に発揮できていない。近畿地方の活性化を後押しするためにも、早期の高速道路整備が期待される。2020年度の近畿の道路企画では、近畿地方の高速道路ネットワーク整備を手掛ける西日本高速道路会社関西支社の諸富正和建設事業部長に高速…

2020年12月22日

国土強靱化2020

 2050年までのカーボンニュートラルの実現や、急速に進むデジタル技術の活用、感染症拡大の防止など、わが国が直面している課題は多い。中でも、近年激甚化・頻発化する自然災害から国民の生命・財産を守り、社会経済活動に必要なインフラ機能を維持する国土強靱化の取り組みは、ワイズスペンディングの下で実現しなければならない課題だ。3カ年緊急対策後の5カ年加速化対策が決まり、切れ目ない政策実施の姿勢が示された。…

2020年12月21日

兵庫県 さわやかな県土づくり賞

 兵庫県が発注した工事のうち、優秀な成績を修めた現場に与えられる「さわやかな県土づくり賞」の授賞式と、優れた建設技術者を表彰する「兵庫県優秀施工者賞」「兵庫県若手優秀施工者賞」の表彰式が11日、神戸市中央区の県公館で開かれた。県土づくり賞は32工事34者が受賞し、優秀施工者は35人、若手優秀施工者賞は13人が選ばれた。式典では荒木一聡副知事が受賞者に賞状を手渡し、感謝と祝福の言葉を贈った。

2020年12月18日

関西の大学設備整備2020

 創造性豊かな人材の育成や先端的な教育研究活動を担うわが国の大学施設だが、近年は企業・地域などとの連携によるイノベーション(技術革新)や社会問題の解決など、国の成長・発展を支え、未来を開く「知の拠点」としての機能強化が求められている。今年の「関西の大学施設整備」企画では、策定が進む次期国立大学法人等施設整備計画に焦点を当て、これからの時代に求められる大学施設の在り方を探るとともに、関西で進む主なキ…

2020年12月18日

2020下水道特集

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。  この大きな脅威に、私たちの暮らしは変化を余儀なくされ、新しい日常を模索する毎日となった。図らずも、下水道事業が私たちの暮らしを守るエッセンシャルワークとして脚光を浴びることにもなったが、人口減少、ニーズの多様化など、下水道を取り巻く環境は厳しい状態が続く。真に必要な社会インフラに携わる企業・団体や、行政施策を紹介する。

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