九州大学六本松キャンパス跡地(福岡市中央区六本松)に国土交通省九州地方整備局が建設を進めていた福岡第2法務総合庁舎が完成した。跡地開発により集約される法曹関係施設の最後のプロジェクト。建物は先行して立地している裁判所とデザインの調和を図るとともに隣接する複合商業施設との賑わいの連続性にも配慮した。検察庁などの入居官署に加え、認可保育園を設置するなど地域に開かれた新たな庁舎を目指した。
■建築概要■
■工事場所=福岡市中央区六本松4丁目2-3
■発注者=国土交通省九州地方整備局営繕部
■設計者=株式会社山下設計
■監理者=国土交通省九州地方整備局営繕部、株式会社マトリックス
■施工者=株式会社安藤・間(建築)、日鉄テックスエンジ株式会社(電気設備)、株式会社三晃空調(機械設備)、東芝エレベータ株式会社(エレベータ)
■建築面積=3,752.43m2(庁舎のみ)
■構造・規模=SRC造地上8階地下1階
■延床面積=24,296.75m2(庁舎のみ)
■全体工期=2017年11月9日~19年7月24日