東京ポートシティ竹芝 きょうオープン

2020年9月14日 特集

文字サイズ

 東急不動産と鹿島が設立した事業会社「アルベログランデ」が東京都港区で開発を進めていた「東京ポートシティ竹芝」が完成しきょう14日オープンする。本プロジェクトは都の「都市再生ステップアップ・プロジェクト」で国家戦略特区の特定事業の一つ。オフィスタワーとレジデンスタワーの2棟で構成する総延べ約20万m2の複合開発で、地上2~3階レベルにはJR浜松町駅~ゆりかもめ竹芝駅および竹芝ふ頭までをつなぐ歩行者デッキが整備され、歩行者ネットワークの強化が図られている。オフィスタワーは、東京都立産業貿易センター浜松町館が併設されるほか、オフィスをはじめ、多目的ホール・スタジオ・コワーキングスペースといったビジネス支援施設や店舗などで構成されている。竹芝地区のにぎわい創出のほか、ビジネス発展の場となることが期待される。設計・監理は鹿島・久米JV、施工は鹿島が手がけた。
■建築概要■
■建物名称:東京ポートシティ竹芝
■建築主:株式会社アルベログランデ(本施設整備にあたり東急不動産と鹿島が設立)
■所在地:東京都港区海岸一丁目7番1号
■設計・監理:鹿島・久米設計工事監理業務共同企業体
■施工:鹿島建設株式会社
■面積:〈敷地面積〉12,156.56m2〈建築面積〉9,558.24m2〈延床面積〉182,052.01m2
■構造・階数:RC造、SRC造、S造(一部CFT柱)/地下2階地上40階塔屋1階
■工期:2016年5月16日~2020年5月29日