国土交通省は７月１日に発令する幹部人事を発表した。退任する吉岡幹夫事務次官の後任に水嶋智国土交通審議官が就く。廣瀬昌由技監は留任。国交審には塩見英之総合政策局長が新たに就任し、天河宏文、寺田吉道の両氏は留任する。＝２面に新任幹部の経歴
　官房長に黒田昌義国土政策局長、総合政策局長に鶴田浩久物流・自動車局長、国土政策局長に佐々木正士郎官房総括審議官が就く。建設業行政を担当する不動産・建設経済局長は、復興庁に出向する平田研局長の後任として楠田幹人住宅局長を充てる。住宅局長には宿本尚吾官房審議官（住宅局担当）が昇格する。
　内閣官房に出向する山本巧道路局長の後任に沓掛敏夫官房技術審議官を起用。辞職する藤巻浩之水管理・国土保全局長の後任に林正道中国地方整備局長、内田欽也都市局長の後任に中田裕人官房土地政策審議官、稲田雅裕港湾局長の後任に安部賢官房技術参事官（港湾局担当）が就く。
　五十嵐徹人鉄道局長、野村竜一気象庁長官は留任。航空局長に宮澤康一海上保安庁次長、北海道局長に石川伸官房審議官（北海道局、水管理・国土保全局担当）、観光庁長官に村田茂樹官房長が就く。
　地方整備局は同日付で４局長が交代する。中部地方整備局長に森本輝水管理・国土保全局河川計画課長、近畿地方整備局長に齋藤博之水管理・国土保全局水資源部長、中国地方整備局長に杉中洋一阪神国際港湾執行役員副社長、九州地方整備局長に垣下禎裕官房付を起用する。
　西村拓東北地方整備局長、岩崎福久関東地方整備局長、高松諭北陸地方整備局長、豊口佳之四国地方整備局長は留任。北海道開発局長には遠藤達哉北海道局参事官が就任する。