大阪支社暑中特集/DXで変える、新たな建設業の未来

2025年8月6日 特集

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 建設業の“かたち”は今、少しずつ変わり始めている。人手不足や働き方改革への対応、そして時間外労働の上限規制など、現場を取り巻く課題が増す中で、インフラDXの力を借りた変革の動きが近畿各地でも広がっている。この4月に開幕した大阪・関西万博では、最新の建設技術が目に見えるかたちで披露され、未来のものづくりの在り方に注目が集まった。そうした技術の背景には、省力化や自動化を支えるさまざまなデジタルの取り組みがある。本号では「DXで変える、新たな建設業の未来」をテーマに、近畿地方整備局の武本昌仁企画部建設情報・施工高度化技術調整官や立命館大学の建山和由教授へのインタビューをはじめ、在阪企業や地方公共団体による現場実践を紹介する。現場で生まれる工夫や挑戦を通して、建設業界におけるDXの取り組みの今とこれからを掘り下げ、建設業の未来の姿を探った。
 ◇紙面案内
 8面 インタビュー:近畿地方整備局 武本昌仁企画部建設情報・施工高度化技術調整官 「i-Construction2.0の狙いと今後の展開」
 9面 インタビュー:立命館大学 建山和由教授 「建設DXがもたらす現場と制度の変化」
 10・11面 企業実例「在阪ゼネコン・設計事務所・建設コンサルタントのDX最前線」
 12面 地域施策「近畿2府5県と政令市のDX推進策」