日本道路建設業協会(道建協)北海道支部(中山晶敬支部長)は11月26~28日に、北海道内にある道の駅3カ所に段ボール製の簡易設置型授乳室を寄贈した。同26日に更別村の「さらべつ」、同27日に釧路市の「阿寒丹頂の里」、同28日に別海町の「おだいとう」で贈呈式を行い、いずれも同支部の山本恭久幹事長が各市町村長らに授乳室を手渡した。
道建協と全国道の駅連絡会が進める道の駅の「子育て応援」施設整備支援の一環。同支部では23年度に4カ所、24年度に3カ所に寄贈した。最終年度となる25年度は9カ所への寄贈を予定しており、おだいとうが6カ所目となった。
贈呈式で山本幹事長は「われわれ道建協は、良き企業市民として、地域社会の利益と発展に貢献することが豊かな地域づくりの一助となるよう、道路建設業の特徴を生かした社会・環境貢献活動に積極的に取り組んでいる。この授乳室が地方創生・観光を加速する拠点づくりの一助となれば幸いです」と述べ、それそれの道の駅に授乳室を手渡した。
さらべつでは西山猛更別村長が「交流人口の流入という面で道の駅の果たす役割は大きい。観光で立ち寄った子育て世代の方々にたくさん活用してほしい」、おだいとうでは別海町の小村茂総合政策部次長が「今回寄贈いただいた授乳室は、利用者ニーズに十分応えることができ、道の駅の設備の充実にもつながる」とそれぞれ感謝を述べた。
阿寒丹頂の里では鶴間秀典釧路市長が「今まではその都度ごとに行っていた授乳対応が、安定して行えるようになり非常にありがたい」と謝意を示し、同支部に感謝状を贈呈した。







