施工BIMで業界を変える野原グループの挑戦

2025年12月10日 特集

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◇「BuildApp」で施工DXを本格展開
 野原グループ(東京都新宿区、野原弘輔社長)は、現場に寄り添ったBIMと施工DXを融合したプラットフォーム「BuildApp」を軸に、建設業界の生産性向上を目指す建設DX推進事業を展開している。大手ゼネコンだけでなく、地域建設会社にもBIMを中心とするDX活用の道を開く。設計から施工までのプロセスをデータでつなぎ、手戻りや資材ロスを防ぐことで、現場の効率化を実現する。建設業のサプライチェーンの最適化を図るサービス展開を目指す同社の狙いを、グループ最高執行責任者(COO)でBuildApp事業統括本部長の高阪貴夫氏が語った。