近畿地方整備局和歌山河川国道事務所は4日、和歌山市のアクティオ和歌山営業所で学生向けの「ICT建設機械体験会」を開いた。午前に和歌山工業高校1年生35人、午後に和歌山工業高等専門学校3年生38人が参加し、建機体験などを通じて先進技術に触れた。
体験会は和歌山県建設業協会との連携で実施。イベントの運営や支援・協力企業として、アクティオや修成建設コンサルタント、きんそく、コベルコ建機日本、リンクが参加した。
開催に当たり和歌山河川国道事務所の鴻野宏志副所長は「実際にICTを活用した建設機械や先進技術などを見て、触れて、体験いただき、ぜひ土木や建設業界の仕事に興味を持ってほしい」と呼び掛けた。
会場ではドローンのデモンストレーションと上空からの写真撮影を行った後、学生たちは複数班に分かれ、バックホウマシンコントロールやローラー締め固め管理システム、トータルステーション(TS)測量の実機操作などを体験。メタバース(3D仮想空間)体験コーナーではメタバース空間上の冷水拡幅・有田海南道路を車で運転し、タイムを競うゲームを楽しんだ。








