新丸山ダム定礎/施工は大林組・大本組・市川工務店JV

2025年12月15日 特集

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 来年3月で完成から70年を迎える丸山ダムをかさ上げし、洪水調節機能の強化などを目的として、国土交通省中部地方整備局が建設を進めている新丸山ダム。1986年に事業着手し、2021年から本体工事が進む同ダムの定礎式が11月24日、岐阜県御嵩町の左岸側の現地で開かれた。式典には国交省の幹部・職員のほか、国会議員や自治体関係者、施工者ら約200人が出席。ダム本体建設での大きな節目の定礎を祝うとともに、工事の安全と早期完成、ダムの安泰と永久堅固を祈願した。施工は大林組・大本組・市川工務店JVが担当している。


 ◇新丸山ダム概要
 ■工事場所=岐阜県八百津町八百津(右岸)、岐阜県御嵩町小和沢(左岸)
 ■形式=重力式コンクリートダム
 ■堤高=118.4m
 ■堤頂長=340.6m
 ■総貯水容量=1億3135万m3
 ■完成予定=2036年度