福岡国際空港(FIAC、福岡市博多区)が旅客需要の増加に対応するため進めていた「福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事」が完了した。滑走路増設事業に合わせて既存のターミナルビルを増築・大規模改修し、延床面積を従来の約2倍に拡大。出発・到着や二次交通への乗り継ぎの機能を強化し、免税店エリアを拡充するなど快適で魅力ある空間を創出した。同社が目標に掲げる国際線の年間最大旅客数1600万人の受け入れに向けた環境を整え、「東アジアトップクラスの国際空港」実現のためのさらなる飛躍が期待される。 ◇工事概要 ■工事名称:福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事 ■所在地:福岡市博多区青木739 ■建築主:福岡国際空港株式会社 ■設計・監理:梓設計・HOK・西日本技術開発設計共同企業体 ■コンストラクション・マネジメント:株式会社三菱地所設計 ■施工:大成建設・旭工務店特定建設工事共同企業体 ■敷地面積:89,161.25m2 ■延床面積:北側増築44,000m2、北側コンコース15,462m2、アクセスホール4,087m2、南側増築1,877m2、既存改修43,102m2増改築後132,122m2(増改築前72,974m2) ■構造:鉄骨造(増築部)、鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造(既存改修) ■階数:4階 ■建物高さ:34.305m ■用途:空港 ■工期:2022年5月1日~2025年11月30日








