ひと/東京デフリンピック・デフバレーで金メダルを獲得、清水建設・中田美緒さん

2026年1月16日 人事・動静 [3面]

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 ◇次世代のロールモデルに 
 2025年11月に日本で初開催された聴覚障害者スポーツの祭典、デフリンピック東京大会に出場。デフバレーボール女子日本代表のセッターとして、2大会ぶりの金メダル獲得に貢献した。
 会場は連日満員だった。駆けつけた同僚や学生時代の友人、恩師らの熱い声援を力に変え、プレッシャーをはねのけた。「大好きなバレーで結果を残し、お世話になっている皆さんに一つ恩返しができてよかった」と喜びをかみしめる。
 現在は清水建設の社員として、フルタイムで海外駐在員を支える庶務業務に励んでいる。当面はバレーの練習を休み、心身をリフレッシュする。充電期間中にさまざまな経験を積み、新たに挑戦したいことを探す。
 デフバレーの普及活動はもちろん、他競技への挑戦にも興味を示す。バイタリティーは旺盛で、「これからもいろいろなことを学び、聴覚障害の子どもたちのロールモデルになりたい」と話し、視線をさらに先へ向ける。
 (なかた・みお)2023年東海大学体育学部卒、清水建設入社。グローバル事業本部総務部庶務グループで勤務する。デフバレー選手としては、17年デフリンピックトルコ大会金メダル、24年デフバレー世界選手権沖縄大会金メダル・ベストセッター賞など獲得。神奈川県出身、24歳。