プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協、堤忠彦会長)は15日、2025年度の会員企業によるPC関連工事受注額が3000億円台前半になる見通しを明らかにした。2年連続で4000億円を下回り、4年連続の減少となった。堤会長は「国土強靱化やネットワーク整備など今後予想される需要も多い。一定の事業量は今後も確保できる」との見方を示した。
鉄道会社からの受注は微増となる一方、中央官庁は微減、地方自治体や高速道路会社は大幅な減少を予測する。他の分野は、民間建築構造物のプレキャスト・プレストレストコンクリート(PCaPC)採用で大幅な増加が見込まれる。工事種別では新設が大幅に減少し、補修や補強は増加する見通しだ。防衛施設などのPCaPC建築構造物が一部で予定されているが、受注が来期にずれ込む可能性がある。その場合は今期受注予測に大きな影響があるという。
上期(25年4~9月)の受注実績は前年同期と比べ11%増の1920億円だった。発注者別に見ると▽中央官庁310億円(前年同期比10%減)▽地方自治体283億円(7%増)▽高速道路会社929億円(5%減)▽鉄道会社154億円(45%増)▽その他244億円(713%増)。工事種別で見ると、新設が1003億円(6%減)、補修・補強が917億円(39%増)となった。








