◇数百社規模の広域組織構築も 東北アライアンス建設(TAC、福島県郡山市、陰山正弘社長)は19日、アイリスオーヤマやコマツなど6社と戦略的パートナーシップ協定を締結した。建設業界が直面する担い手不足や資材価格の高騰、施工の高度化、災害対応力の強化といった課題に対し、異業種連携で対応する体制を構築する。 アイリスオーヤマ、コマツ以外に協定を締結したのは、EARTHBRAIN(東京都港区、小野寺昭則社長)、フルテック、みずほリース、メタルワン(東京都千代田区、渡邉善之社長)の4社。建設、製造、金融、物流、DXなど各分野の知見や技術を融合する。 単独企業では難しい実効性の高い解決策の創出と、新たな建設ビジネスの創出を目指す。対等な立場で連携する点が特徴で、資材・設備の安定供給やデジタル技術の活用、新工法の導入などを具体化していく。 TACは、同社に出資する建設会社の協力会組織から参加企業を募り、4月1日付で「東北トラスティア事業協同組合」を設立する計画も明らかにした。1社当たり50~200社規模の協力会社群を基盤とし、数百社規模の広域組織となる見通しだ。施工体制の高度化や生産性向上を図り、まずは東北エリア全域で競争力の底上げを目指す。 TACとパートナー企業、事業協同組合は、上下関係に依らない「並列型パートナーシップモデル」を構築する。元請、協力会社、異業種企業の視点を結集し、現場改革と事業構造の高度化を同時に進める。東北の建設産業の持続的成長に向けた新たな連携モデルを構築する。






