この時期になると地元ではさまざまな「花まつり」が開かれる。白いスイセンの咲く池の次は、ピンクの河津桜と黄の菜の花が映える広場が舞台。もう少しすればソメイヨシノの公園が会場になる▼幼なじみが「今、子どもと花まつりに行ってきた」と話していた。どの花とどこの会場かが分かり、他愛のない話が続くのは、お互いが背景を知っていてほどよい付き合いができているからだろう▼会社のような組織を回すのに欠かせない報告・連絡・相談。報連相と呼ばれるこれが難しいのは、内容も範囲も伝え方も問われるからだろう。立場が異なるなら、どれか一つ誤っても人間関係に影響してしまうことがある▼「報連相を密に」。どの立場の人でも密であってほしいだろうし、密であるほど組織の強さや力になる。だからこそ密にするための工夫と気遣いが必要になるのだと思う▼お互いの立場や背景を知り、信頼を築いていくには、報連相と同じくらい、他愛のない会話も大切なように感じる。冬から春に変わる三寒四温の日々が続く。生産性のない話と分かっていても、すてきな花の咲くお勧めを周囲に聞いてみよう。






