三井不動産ら8者で構成するコンソーシアム「KANNAI8」は12日、開業を目前に控える大規模複合街区「BASEGATE横浜関内」(横浜市中区)の報道機関向け発表会・内覧会を開いた。タワーやホテル、商業棟など全面が公開された。三井不動産の植田俊社長、ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子代表取締役会長、星野リゾートの星野佳路代表らが参加し、トークセッションなどを行った。施設は一部を除き、19日に開業を迎える。
植田社長は「近代日本をリードしてきた横浜の象徴的なエリア・関内で、歴史文化に敬意を払いながら事業を行う。同街区が関内復活の起爆剤になれば」とあいさつ。南場会長は、横浜スタジアムに隣接する同街区が「野球の試合がない日にも関内を訪れる目的となる」よう、新たな体験を提供すると決意表明した。
建設地はJR関内駅南口から徒歩すぐの旧横浜市役所跡地(中区港町1の1の1ほか)。総延べ床面積は約12万8500平方メートル。中央の建物「ザ ライブ」にはエンターテインメント施設や飲食店が入る。33階建てのタワー(設計施工は鹿島)は上層がオフィスで、下層はスーパーマーケットやクリニックとなる。複数立ち並ぶ低層の商業施設には中華料理店やバル、カフェなどが入居する。
建築家・村野藤吾(1891~1984年)が設計した旧横浜市役所の行政棟(1959年竣工)は星野リゾートの都市型ホテルブランド「OMO」に生まれ変わる。設計・施工は竹中工務店。市役所時代の建築意匠を極力生かし「新旧融合」のコンセプトで改修した。星野代表は、「日帰り旅行客が多い横浜の現状を打破する。関内全体が一つのリゾートになる」と話した。
コンソーシアムは▽三井不動産▽鹿島▽京浜急行電鉄▽第一生命保険▽竹中工務店▽ディー・エヌ・エー▽東急▽星野リゾート-の8者で構成する。







