仙台市/音楽ホール複合施設基本設計まとまる/ECI方式で年内発注

2026年4月16日 工事・計画 [6面]

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 仙台市は2031年度の開館を目指す「音楽ホール・中心部震災メモリアル拠点複合施設」の基本設計と管理運営方針をまとめた。施設のバリアフリー化や搬入経路の見直しなどにより延べ床面積を2万8900平方メートルに拡大。年内に設計段階から施工者が関与するECI方式で発注手続きを進め、28年度の着工を予定する。
 基本設計は藤本壮介建築設計事務所が担当。建設場所は地下鉄東西線国際センター駅北側の青葉山2の1、4、5(敷地面積約1万8819平方メートル)。施設規模はRC、S造地下2階地上4階建て延べ2万8924平方メートル。音楽ホールや東日本大震災のメモリアル拠点となる複合施設を整備する。2000席規模の大ホール、350席程度の小ホールを備える。ロビーの吹き抜けを取り囲むように、災害文化、文化芸術、運営エリアを配置し、多様な居場所・活動が共存できる立体的な空間とする。
 総事業費は646億円。年間の経済波及効果は約87億円、来場者数は約72万人を見込む。
 市は5月13、23日に市民説明会を開くほか、6月6日には郡和子市長と設計者の藤本壮介氏が参加してシンポジウムを開く。