総会/土木学会/会長に小澤一雅氏が就任、内外連携で価値創出へ

2026年6月16日 行事 [2面]

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 土木学会は12日、2026年度の定時総会と理事会を東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開き、小澤一雅政策研究大学院大学特別教授の新会長就任を正式決定した。本年度の事業計画や予算も報告した。=1面参照
 小澤新会長は理事会後の就任あいさつで、「土木学会の最高の景色を皆さまと共に描きたい」と呼び掛けた。学会活動の全体を貫く羅針盤として▽時代のニーズに応える革新への挑戦▽連携による価値の創出▽透明性の高い組織運営-の三つの方針を掲げた。旧来の慣例に縛られることなく、世代を超えた対話を促す風通しの良い組織を目指す。学会内外の連携を図ることで次世代を担うリーダーらが新たな価値創出に挑戦できる場を整える。
 池内幸司前会長は退任のあいさつで、自身が取り組んできた会長プロジェクトの内容など1年間の活動成果を報告。すべての支部を訪問した実感として、「学会は地域に根差した多様な活動を礎としつつ、社会活動に真正面から向き合う組織として果たすべき役割がますます大きくなってきている」と話した。
 次期会長に内定している熊本義寛JR東日本シニアフェローは、鉄道土木の専門家として東日本大震災で被災した常磐線や山田線の復旧・復興、現在も続くJR品川駅の改良工事に携わってきた経験の紹介。今後1年は「土木学会の役員や事務局の職員、会員の方々、さらに広く市民の方々のニーズを勉強しながら、準備を進めていきたい」と意欲を語った。