先日アウトドアショップで携行用の傘を選んでいると、店員がさまざまな商品を見せてくれた。重いけれど丈夫な晴れ雨兼用、軽さを追求した外国製の日傘、某メーカーの人気の折り畳み式も▼店員は梅雨の晴れ間に北関東の高山を登ってきたそう。日に焼けた肌を見せながら「これからは夏山も街歩きも必須です」と言って、遮光率が高く、片手で差せて登山リュックに装着しやすい折り畳み式を薦めてくれた▼店の商品カタログの中で、折り畳み傘はドイツ発祥ながら、ワンタッチで自動開閉する機能は日本で開発されたと紹介があった。行動中に片手で差せるのはとても便利で、傘選びのポイントにもなる▼そうした機能の恩恵は、あったらいいと思う独自の発想と、製品化のための研究開発のおかげだろう。人の時間と技術力の結晶が世界に評価され、大勢の人の身近なところで役立っているのが誇らしく思えた▼あじさいが映える季節になった。水色やピンクが鮮やかに見える雨の中、一瞬のきつい日差しで水滴がきらきら光る花も見られますように。ぜいたくな願いを込めて、ぜひ、お気に入りの傘を持ち歩こう。







