梅雨前線が北上し、北陸や東北もいよいよ梅雨入りしそうだ。この週末は前線の活動が活発となり、西日本などで大雨となる恐れがある。一方、5月初めに梅雨入りした沖縄では、夏本番が近づいている▼今年は5月に異例の早さで全国的に夏日(最高気温25度以上)や真夏日(30度以上)を記録したこともあり、6月に入って涼しさを感じた日も少なくない。だが、梅雨の時期は気温がそれほど高くなくても湿度が高いため、汗が蒸発しにくく、体に熱がこもる「梅雨型熱中症」に注意が必要だ▼気温が25度前後でも油断は禁物。体がまだ暑さに慣れていないこともあり、体温調節がうまくできない。本格的な夏を迎える前からリスクが高まるため、水分補給に加え、エアコンや除湿機を活用した湿度管理にも気を配りたい▼梅雨の季節は、大雨による災害が発生しやすい時期でもある。今月上旬には、和歌山県南部に上陸した台風6号に伴い各地で線状降水帯が発生し、氾濫危険情報が出された▼最新の気象情報や避難情報に注意を払い、いざという時に落ち着いて行動する。そのためにも、この機会に備えを改めて点検したい。







