西武HD/品川駅西口B-1地区再開発(港区)/着工時期を2年延期

2026年6月19日 工事・計画 [4面]

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 西武ホールディングス(HD)は、グループ会社の西武不動産が主体になって取り組む品川駅西口エリア(東京都港区)内の「B-1」地区再開発で、大規模ビルの着工時期を当初計画の2028年度から30年度に2年延期する。建築費の高騰に加え、人手不足などが影響した。基本設計の期間(24~26年度)は予定通り。竣工時期は当初の32年度を35年度に見直した。
 建設予定地は港区高輪3。2万7500平方メートルの敷地に、地下4階地上31階建て延べ26万8000平方メートルの超高層ビルを建設する。ビルにはオフィスやホテル、住宅、MICE(国際的なイベント)施設などが入る。2棟を低層部で接続する構造となる。
 複数のゼネコンに工事費の概算見積もりを依頼。年度内に提示してもらうため協議を進めている。27年度に詳細設計に入り、28年度に西武不が再開発事業を正式決定した上で、既存建物の解体工事を29年度に始める計画だ。
 再開発を行う品川駅西口エリアはA~D地区に分かれている。西武不と京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合、都市再生機構、東急不動産がプロジェクトに参加している。
 着工を延期するB-1地区はエリアの南西部に位置する。グランドプリンスホテル新高輪の一部や品川税務署、国民生活センターが入居する合同庁舎が立地している。