夏祭りや花火大会のシーズンが到来した。都内では7月25日に隅田川花火大会が開かれ、前年に比べ2万人ほど多い95万人が訪れたという。今週は全国屈指の人気を誇る東北三大祭り(青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、仙台七夕祭り)も予定されている▼夏祭りの起源は、この季節に流行しやすい疫病の退散や災害防止などを願う厄よけの祈りにある。人と地域を結ぶ交流の場としても大切な役割を果たし、各地で長い歴史を紡いできた▼そんな夏の風物詩にも変化が訪れている。年々厳しさを増す暑さや突然の大雨に対応するため、開催時期を春や秋へ見直す動きが相次ぐ。40度を超える酷暑日が続く中、安全を最優先に考えれば、やむを得ない選択なのかもしれない▼今秋には東京湾花火大会が11年ぶりに再開される。以前は8月第2土曜日の開催だったが、天候リスクを考慮して10月4日に変更された。秋の夜空を彩る大輪の花火も、きっと見応えがあるだろう▼今月も西日本を中心に厳しい暑さが続くようだ。お盆休みには家族や友人と出かける人も多いだろう。熱中症対策を万全にしながら、大切なひとときを過ごしたい。








