厚労省/休業・退職の事業所7%/建設業のメンタルヘルス不調

2026年8月18日 行政・団体 [2面]

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 厚生労働省は、2025年労働安全衛生調査(実態調査)の結果を公表した。建設業の場合、メンタルヘルスの不調で連続1カ月以上の休業や退職した労働者がいた事業所の割合は7・1%だった。労働安全衛生法に基づく雇い入れ時教育を行っている事業所は84・3%、リスクアセスメントに取り組んでいるのは89・8%だった。
 常用労働者を10人以上雇用する1・4万事業所、無作為に抽出した個人1・8万人を対象に25年10月末時点または24年11月から25年10月の状況を調査し、回答をまとめた。有効回答は事業所、個人とも約0・8万件。
 建設業のメンタルヘルスの不調については、連続1カ月以上休業した労働者がいた事業所が5・6%、退職した労働者がいたのが3・6%だった。全産業ベースの回答を見ると、労働者が多い事業所ほどメンタルヘルス対策に取り組んでおり、50人以上の事業所は93・7%、10~29人は54・6%にとどまっていた。取り組みの内容はストレスチェックが最も多く、78・1%が分析結果を活用していた。
 高年齢労働者の労働災害防止対策は、回答した事業所の24・8%がエイジフレンドリーガイドライン(高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン)を認識し、20・4%の事業所が高年齢労働者に対する労働災害防止対策に取り組んでいた。対策の内容は、作業管理(持久性、筋力低下の考慮など)、健康・体力に応じた対応(健康診断、体力チェックに基づく指導など)の順に多かった。外国人労働者の労働災害防止対策に取り組んでいる事業所は84・8%だった。