ひと/西松建設経営戦略室広報部長・平山勝基氏/踏み続けたペダル、挑戦の輪広げる

2026年8月21日 人事・動静 [3面]

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 公道を走る自転車競技のロードレース歴は15年。日本で初開催される国際大会が目前に迫り、胸を弾ませる。アマチュア世界最高峰のレースとして、26日に北海道・ニセコで開幕する国際自転車競技連合(UCI)主催の大会に挑む。昨年末に中国・海南で行われた予選で上位に入り、出場権を勝ち取った。
 大会出場は2023年のスコットランド、24年のデンマークに続き3回目だが、「日本初開催の大会は特別だ」。沿道の応援を力に変え、最終日の30日に行われる距離140キロ、獲得標高2370メートル越えの本格的な山岳コースを「なんとしても無事完走する」覚悟だ。
 きっかけは36歳だった08年の中国支店勤務時代、ダイエットで始めた自転車通勤だった。心身が元気になり、休日も自転車に乗るように。3年後にはロードレース大会に初出場。以来、自分と向き合いながら目標を少しずつ高めてきた。
 業務にも良い影響をもたらした。練習時間を確保するため「タイムマネジメントを徹底して集中力を高め効率化できた」。今も自転車を愛する仲間の輪は広がっており、「54歳になっても仲間が増えるのはありがたい」と笑顔を見せる。
 広報の役割は情報発信による企業認知度の向上と同様、「社内のエンゲージメントや一体感を高めるインナーブランディングも重要だ」と訴える。広報部長として「先頭に立って、誰もが『仕事もプライベートも全力で挑戦していい』という前向きな空気感を醸成したい」と意気込む。(ひらやま・かつき)