坂根正弘氏(元コマツ社長)が死去/ダントツ経営で「日本国籍のグローバル企業」に

2026年8月19日 人事・動静 [1面]

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 コマツ元社長兼CEO(最高経営責任者)の坂根正弘(さかね・まさひろ)氏が10日、病気のため死去した。島根県出身、85歳。通夜と葬儀は近親者で済ませた。お別れの会は現時点で未定。
 坂根氏は1963年大阪市立大(現大阪公立大)工学部卒、コマツ入社。89年取締役、99年代表取締役副社長を経て2001年社長、03年社長兼CEOに就任した。「日本国籍のグローバル企業」を掲げ、弱みよりも強みを磨く“ダントツ経営”を推進。建設機械を遠隔監視するシステムの本格導入、データを活用した競争力強化、グループの構造改革などに尽力した。07年に社長を退き代表取締役会長、10年会長、13年相談役特別顧問。
 経団連副会長や日本建設機械工業会会長を歴任。日本科学技術連盟会長、経済産業省総合資源エネルギー調査会会長も務めた。品質確保の取り組みが評価され08年デミング賞本賞を受賞、14年には旭日大綬章を受章した。