鳥取市/鳥取駅周辺再生整備計画素案、複合施設や広場など整備

2026年8月24日 工事・計画 [11面]

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 鳥取市はJR鳥取駅周辺の将来像や具体的な整備イメージを示す「鳥取駅周辺再生整備計画」の素案をまとめた。人口減少が進む中で、駅と街中のつながりを強化し、市民が集う空間を設けるとともに、周辺の回遊を高める交通結節機能を持たせる。バスターミナルの移設や駐車場、広場を整備するほか、子育てや市民活動機能などを備えた複合施設を計画している。公共整備分の概算事業費は120億円(税込み)を見込んでいる。
 基本方針によると、集約型交通ターミナルとして機能を再編し、にぎわいを生み出す空間や市民が集いたくなる利便施設・公共公益施設、多機能な複合施設を整備する。
 北口の駅前広場は周辺エリアへの動線に配慮して駅コンコースの近くに配置する。バスターミナルは北東側の「風紋広場」付近に移し、県道沿いの乗降場を含めて機能を集約して利便性を高める。複合施設は北口駅前広場の近くに整備する計画だ。
 複合施設の西側とコンコースの南側にはタクシーや一般車が乗り入れる交通広場を設ける。北口広場は大屋根を設置し、街への回遊を促すにぎわいの空間にする。南口広場は日常的な憩いの空間として整備する予定だ。民間事業者による駐車場整備の可能性も検討する。
 複合施設には子育て支援や青少年活動支援、インキュベーション、市民活動支援の各機能を導入し、図書コーナーを設けることも想定している。施設整備に当たっては民間活力の導入を検討し、事業者へサウンディング(対話)調査や公民連携事業の導入可能性調査を行い、最適な事業手法を決める。バスターミナルや広場などのは市が主体に整備する。
 本年度中に再生整備計画を策定し、都市計画の変更手続きを進める。バスターミナルと北口駅前広場を先行するなど段階的に施設を整備する。複合施設は基本計画を策定し、おおむね2~4年後に事業者公募手続きを行い、8~12年後の完成を予定。
 市では9月1日から10月12日まで素案に対する意見を募集する。